2017年11月21日

気持ちを楽にするために、「年をとると忘れっぽくなる理由」を、知りたくありませんか?

 歳をとるのは嫌ですね。物忘れはひどくなるし、体のあちこちが痛くなったり、病気になったりします。

 でも、歳をとるのは自然の摂理で避けられないものなので、いかに気持ちを切り替えるかが大切だと思います。

 そこで今日は、精神科医、作家の樺沢紫苑(以下、樺沢医師)著作の『絶対にミスをしない人の脳の習慣』の中から、「年をとると忘れっぽくなる理由」について、ご紹介したいと思います。原因が分かれば、気持ちも少しは楽になるのではないでしょうか。

1.ミスの原因は脳は劣化?
 最近、「ど忘れ」や「人の名前が出てこない」という回数が、昔と比較して明らかに増えているという方も多いと思いますが、これについて樺沢医師は、

 「まったく心配はありません。ワーキングメモリのピークは、20〜30歳。つまり、30代後半になると『人の名前が出てこない』『ど忘れ』が誰でも増えてきます。年をとると長時間の集中力維持が難しくなります。若い頃と比べて、体力も衰えますが、集中力を維持する力も衰えるのでミスを起こしやすくなるのです。」

 「あるいは、認知症になると、『鍋を焦がす』とか『冷蔵庫にある商品を二重に買ってしまう』といった決定的なスを引き起こします。」

と言われています。

 ど忘れは老化に伴う自然現象なので、決定的なミスで無い限りあまり心配する必要はなさそうなので一安心ですが、「脳の老化が、重大なミスの原因となる」ことは、覚えておいて損はないと思います。

 でも、「脳の老化は防げない」ものでしょうか?そして、若々しい脳を維持する秘訣があるのなら、是非知りたいものですが、これについても樺沢医師は、

 「『生涯を通じて脳細胞は減り続ける』『毎日10万個の脳細胞が減り続けて、脳細胞が増えることはない』という話を聞いたことがある人もいるでしょう。20年前はまことしやかに語られていたこの説が、現在では間違いであることがわかっていました。海馬の顆粒細胞は増殖することが発見されたのです。」

 「MRIよる画像診断の技術進歩により、『脳の容積が増える』という現象も、観察できるようになりました。脳の機能は、年齢とともに衰えていきます。しかしそれは、『脳を使わない人の場合』です。脳をあまり使わないと、脳の働きはどんどん低下し、記憶力は衰えていきます。一般的な高齢者の脳をイメージしてください。」

 「高齢者の脳をMRIで見ると、萎縮していることが多いことがわかります。萎縮の程度を定量化すると、加齢とともに脳は毎年約1%ずつ萎縮していくとも言われます。しかし、年をとっても脳を使い続けている人は、ほとんど萎縮が見られません。脳を使い続ける人はいつまでも若々しい脳を維持することができるのです。」

と、言われています。

 また樺沢医師によると、老化による記憶力の低下には個人差があり、低下する人と低下しない人がいるそうです。つまり、成人以降は、脳は成長しない 老化によって機能が失われていくだけ、ということはないということです。

2.脳の機能を高めるならシナプスを鍛える
 実は脳の機能は、神経細胞の数と比例するわけではなく、神経同士のシナプス結合の数と比例するのだそうです。この「シナプス」というのは、神経が神経同士でネットワークを構成している、その接合部のことで、このシナプスが脳に大きな影響を与えるということです。

 樺沢医師によると、

 「1つの神経細胞は、約2000ものシナプス結合によって、他の神経細胞と結合しています。ものすごく緻密なネットワークです。このシナプス結合の数は、脳を鍛え続けることによって年齢に関係なく増やすことができます。中年になっても、シナプス結合の数を増やすことによって、『記憶力』を高めることも可能なのです。」

 「一方で、何もしないと減っていきます。加齢とともに脳細胞は失われ、脳は老化し、記憶力の減退が進みます。脳を上手に使うことによって、シナプス結合の数を増やします。いつまでも脳をイキイキとした状態で活動させることができるのです。」

ということです。

 いかがですか?

 何か少し難しい話でしたが、ご理解頂けたでしょうか。

 いつまでも若々しい脳であるためには、日々健康的な生活を送り、脳を使い続けることが必要だということは、間違いなさそうです。


 よろしかったらブログランキングのクリック応援をお願いします。

posted by 圭ちゃん at 18:38| Comment(0) | アンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。