2018年02月01日

使い方を間違えやすい「ほめ言葉」を、普段の会話の中で使ってませんか?

 日本語は難しいですね。というのも、同じ内容を伝えようとしているのに、言い方によって相手が受け取る印象が大きく違ってしまいます。

 そんな言葉の一つに、「ほめる」言葉があります。「正しいほめ方」を身につけることができれば、部下や子どもの成長を促すことができ、会社の業績・学校の成績が向上したり、良好な人間関係が築けるようになり、自分自身の心を穏やかにすることができます。でも、ただ闇雲にほめても効果はありませんし、良かれと思ってかけた言葉が、実は逆効果となってしまうこともあります。

 そこで今日は、そんなNGなほめ言葉とポイントについて、『結果を引き出す 大人のほめ言葉』の著者であり、一般社団法人日本ほめる達人協会理事長の、西村貴好さんのお話を基に、ご紹介したいと思います。

◆1:「ネックレスが素敵ですね」→ネックレスだけ?

 自分の持ち物をほめてもらうのは、自分のセンスのよさが認められたようで、どこか誇らしい気持ちになります。それに、「しっかりと自分を見てくれている」と感じることができて、うれしいものですよね。

 自分が言われてうれしいことは、相手にもしてあげることが基本なので、身につけている小物、普段使用しているカバンなどをほめてみようとするのは良いのですが、実は、上記の「ネックレスが素敵ですね」という言い方は、相手を不快にさせてしまうことがあるそうです。

 その理由は、ズバリ言われた側が「素敵なのはネックレスだけなの?」と感じてしまうからです。例えば「今日のネックレスも素敵ですね」とちょっと言い換えることで、いつも自分を見てくれていること、その中でも特に素敵であることが伝えられます。

 さらに西村さんは「NGワードであっても一言付け加えるだけで、OKワードに変わることも覚えておいてほしい」とのことです。例えば「センスがいいですね」「よくお似合いです」など、選んだあなたが素敵、という気持ちが伝えられたら完璧だそうです。

 また、「〇〇さんが言ってましたよ」と第三者がほめていたことを伝えたり、あるいは「私は〜と思うんです」と自分の主観であることを伝えるのも効果的なのだそうです。

◆2:「若いっていいよね」

 自分がかつて持っていた、若さ。そんな若さを持っている年下の人に対して、つい使ってしまうフレーズではないかと思います。この言葉は若者への羨ましいという気持ち、若さあふれる貴重な時間を有意義に過ごして欲しいという、ちょっとした老婆心から出た言葉で、決して相手を不快にさせようとしているわけではありません。

 しかし、人はカテゴライズされるのを嫌う生き物なので、「若い」と言われたことを、自分が未熟であると暗に指摘されているように捉えてしまう人もいます。

 では、年下の人、部下や後輩への声かけは、どのような言い方が適切なのでしょうか。この場合は、例えば「エネルギーにあふれているよね」「発想がフレッシュだよね」といった前向きな声かけをしてみると良いそうです。

 このような相手の雰囲気をほめることが、「場」の雰囲気を明るく、楽しいものにしてくれます。話しやすい、仕事がしやすい環境づくりのために積極的に使うのが良いと思います。

 また西村さんは、女性に対して「お若いですね」とほめる場合には、気をつけたほうがいいと言われています。

 それは、「『お若いですね』と言っている時点で、その人のことを本当に若いと思っていない。あるいは、例えそう思っていなくても、そのような印象を与えてしまうので、気をつける必要があります。

 この言い換えとしては、相手がお子さんがいらっしゃる女性の場合、『とてもお子さんがいるように見えないですね』とほめてみるのがいいそうです。どちらも若々しいということをほめていますが、言い方によって受ける印象がだいぶ違いますね。

◆3:「勉強になります」→何が勉強になった?

 仕事をしていれば、ミスをすることもありますし、ミスをしたことで上司から厳しい指摘をもらうこともあります。そんな指摘は身になるアドバイスも多いですし、厳しい指摘はあなたへの期待の裏返しでもあります。そのため、「怒られた」とイライラするのではなく、「指摘をしてくれてありがたい」と思いたいものですね。

 そんな上司の期待に応えるためには、「すみませんでした」とただ謝るだけでは不十分で、上司の期待に応えるという気概を見せたいものですが、そんな時、つい口にしてしまうNGワードが「勉強になります」という一言です。一見、問題ないフレーズのように感じますが、これでは「何が勉強になったのか」「ミスした箇所をどのように改善するのか」が伝わりません。

 ですから、「具体的に何が勉強になったのかを伝えることができれば、『勉強になります』というフレーズはNGになりません。

 西村さんも、ほめるときには、事実を伝えるようにすることが基本です」と言われています。

 さらに「〇〇さんが言ってましたよ」と第三者がほめていたことを伝えたり、あるいは「私は〜と思うんです」と、自分の主観であることを伝えるのも効果的だということです。

◆4:「〇〇さん、字はきれいだよね」

 でも中には、「部下や子どもをほめたいのは山々だけど、どこをほめていいかわからない……」と思う方がいらっしゃるかも知れません。そんな時は「すごいことをほめる」から、「普通のことを認めてあげる」というマインドに切り替えて見るのが、ポイントだそうです。普段は見逃してしまうことも、良く見てみれば、良いところがたくさんあるはずです。

 しかし、せっかく見つけたいいポイントも、これまでと同様に、言い方ひとつで台なしになる可能性があります。例えば、部下が作った資料に目を通していたら、雑な箇所はあるけれども、字はきれいであることを発見し、「〇〇さん、字はきれいだよね」と何気なく言ってしまうのも、逆効果になります。これも、「字もきれいだよね」と言い換えれば、「ほかも良くできているけれども、字が特に良い」というニュアンスで相手に伝えることができます。

 そして「認めてあげる」という観点からの、西村さんからワンポイントアドバイスは、「子どもに対しては『頑張れ』じゃなくて、『頑張ってるね』と声をかけてあげるのが良い」ということです。今の姿をしっかりほめてあげれば、次も頑張ろうと自然に思えるはずですね。

 ちなみに旦那さんには「頑張り過ぎないでね」と、声をかけてあげるといいそうですよ。

◆5:「いつもおいしそうなもの食べてらっしゃいますよね」→いつも?

 SNSが普及し、利用している人が多くなったこともあり、個人名を検索すれば本人のオフィシャルな生活やプライベートな生活も知ることができるようになりました。例えば、仕事で初めて会う人の名前や所属がわかっていれば、事前にどのような仕事をしているのか、どのような人物なのかを理解してから会うことができます。

 少しでもその人のことを知っていれば、初対面の人でもわずかながら安心できますし、SNSの情報を会話に盛り込むことも可能です。共通の話題があれば、一気に距離が縮まる可能性もあります。

 しかし、そんなSNS隆盛の時代であるからこそ、守らなければならない一線が存在します。つまり、あまりにもパーソナルな部分に踏み込んで話をしてしまうと「何か探られている」と相手が不快に感じてしまうことがあるからで、その一例が、上に述べた「いつもおいしそうなものを食べてらっしゃいますね」です。

 ですから、話題にするのは出身地や出身大学、スポーツ歴など、共通の話題で盛り上がれるものに限ったほうが良さそうです。

 ただ西村さんによると、「SNSをプライベートで使っている人の中には、自分がやっていることを見せびらかしたい人もいます。そういう人は、逆に詳細にほめてあげても大丈夫」だそうです。「友達同士、ビジネス関係かによっても言うべきか、言わぬべきか判断して下さい」ということですよ。

 またSNSの記事に対する投稿は、ほめる練習にも使えるそうなので、その辺の使い方が良く分かっておられる方は、有効活用してはいかがでしょうか。

■6:「さすがプロですね」

 プログラマーや伝統工芸品を生み出す職人さん、料理人といったプロフェッショナルな仕事をしている方々は、普段は社外の人と接点を持つことがないため、直接、自分の仕事をほめられることが少ない人でもあります。そんな人達こそ、精一杯ほめて、日ごろの感謝や敬意を伝えたいものです。

 でも、その場合のほめ言葉として、「さすがプロですね」と言うのは、要注意だそうです。これも、そこまで考えなくても良さそうにも思えますが、「当たり前だ。素人と比較するの?」と受け取られてしまう可能性があります。

 ですからこの場合は、例えば、「素人の私には思いもしない発想です!」などと言った、もっと相手の自尊心に配慮した言い方が好ましいそうです。要は、自分が相手に抱いている信頼が伝わるフレーズがより、心に響くということです。

 また西村さんは目上・年上の人に対しても、意外なほめ言葉を使って敬意を伝えることができると言われています。それは何かと言うと、相手に質問するということです。

 西村さんによると、「イメージはヒーローインタビューです。ヒーローインタビューは、質問の形をとった称賛なので、これを意識することで、質問をして相手へのリスペクトを伝えることができます」ということです。

 最後に、人をほめるためのコツですが、西村さんによると、「本心でないことは言わない、ほめて相手を動かそうとしないことが大切です。ほめ言葉は相手のためにもなりますが、自分の心が整う効果もあります」とのことです。

 いかがですか?

 心に余裕がない人は、人のいい部分に目はいかないものです。自分の心の余裕を持つためにも、まずは身近な家族・同僚の良いところを探してほめて、伝えてみてはどうでしょうか?


 ブログランキングのクリック応援をお願いします。

続きを読む
posted by 圭ちゃん at 18:52| Comment(0) | 生活情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月01日

以前言われていた「1日30品目を食べる」は、もう存在しないそうです

 新年明けましておめでとうございます。今年も拙いブログですが、お付き合いのほどお願いいたします。

 お正月の定番はおせち料理ですが、正式な?おせち料理の品数はどれくらいなのでしょうか?私が注文したおせちの品数は50品目でしたが、今日は料理の栄養を摂取するために必要な品目についてです。

 「健康のためには1日30品目を食べる」という言葉、ご存知ですよね。しかし、その「1日30品目を食べる」は、今はもう存在しないのだそうです。一体どういうことなのか、今日はこの情報について、ご紹介したいと思います。

 世の中には健康に関する様々な説があふれていますが、その中でも誰もが知っているのが「1日30品目が理想の食事」という言葉です。

 この言葉は、厚生労働省が1985年に「健康のづくりのための食生活指針」で提唱されたものですが、実は2000年にはすでに廃止されているのだそうです。

◆ 30品目という数字に根拠はない

 実はこの30品目という数字は、「バランス良く栄養を摂るには、30品目を食していればおおよそ全て摂取できるだろうという推測で決められた」模様で、医学的な根拠はないということです。

 確かに、多くの品目を食べていれば確率としてはあり得るのですが、食べる種類が増えるということは食べ過ぎにもつながり、カロリーが高くなり味付けに使う塩分が増えることがあります。

 また、食材を多くして30品目はクリアしても、栄養素に偏りがあると意味がなくなってしまい、それでは本末転倒となってしまいます。

 つまり30品目という食材の数字にしばられず、栄養バランスを意識することが大切だということです。

◆ 老けない食事をするための「まごわやさしい」

 そうは言っても、忙しい毎日を送る人が栄養の知識を身につけ、それを考えながら毎回食事や食材の買い物をするというのは、なかなか難しいことです。そこで、覚えておくと便利な言葉「まごわやさしい」があります。

ま→豆/豆製品、大豆・豆腐・味噌・小豆など(タンパク質)
ご→ごま/ごまやナッツなどの種実類(ビタミン、ミネラル)
わ→わかめ/わかめを代表とする海藻類(ミネラル、食物繊維)
や→野菜/淡色野菜より緑黄色野菜が理想的(ビタミン類)
さ→魚/DHA,EPA等の良質な脂質を含む青魚が理想的。小魚や貝類も含める(タンパク質、脂質、ミネラル)
し→しいたけ/しいたけ、舞茸、しめじ等のキノコ類(ミネラル、ビタミン)
い→芋/じゃがいも、さつまいも、里芋等(炭水化物、食物繊維)

 食事のメニューやコンビニ・スーパーで惣菜を選ぶ際に、この言葉を思い出すと必然的に「5大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)+食物繊維」が摂れやすくなります。

◆ 流行りの食事法は本当に良いのか?

 最近は糖質をさける食事法や、時短のために一汁一菜の人が(中には一汁だけという人も)増えているという記事を多く目にします。

 しかし健康保持に大切なのは偏りのなく栄養をとることなので、極端な糖質カットや時短を優先させた栄養価の低い食事を長期間続けると、後々に健康を損ねてしまうことがあります。食は私たちの命に直結することです。

 ですから、体型の維持や無駄を省くことだけでなく、是非この機会にご自身の食について考えてみてはいかがでしょうか?


 よろしかったらブログランキングのクリック応援をお願いします。


posted by 圭ちゃん at 17:48| Comment(0) | 生活情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

離婚の危機にある時は、それを乗り越えた夫婦に学ぶのがいいと思います

 大好きな人と結婚したのだから、ずーっと幸せなはずなのに、現実はそんなに甘いものでもありませんよね。

 3組に1組が離婚ともいわれているように、せっかく結婚しても別れてしまうカップルだって珍しくないのが現実です。まさに人生は何があるか分からないということです。

 とは言っても、離婚は最終選択なので、できるならその危機は乗り越えたいものです。でもそのためには、一体どうすればいいのでしょうか?

 ということで今日は、離婚を考えるほどギリギリの状況に追いやられ、そこから立ち直った既婚者の方々が、実際に結婚生活をうまく切り抜けた思考法を、ご紹介したいと思います。


1.「いろいろあるけど、この人以上の相手には巡り合えないと思った」

 離婚が頭をよぎっている時は、「もうこの人とはやっていけない」と感情的になってしまいがちです。とにかく別れてひとりになりたい、もっと他にいい人に巡り合えるかもしれない……なんて思うかもしれません。でもこの方のように、「やっぱりこの人以上の相手はあらわれない」と踏みとどまれたとしたら、素晴らしいですよね。

 うまくいかない時ほど、どうしてその人と結婚しようと思ったのか、決め手は何だったのかよく考えてみると、おのずと答えが出てくるのかも知れません。


2.「男と女としての愛情はなくても、やはり子どものためには一緒にいるのがベスト」

 昔から“子はかすがい”と言われますが、確かに夫婦の関係が悪化しても無邪気な子どもの顔を見ると、今の生活を壊したくないという思いが強くなるのは当然のような気がします。

 恋人同士のような恋愛感情やときめきが薄れても、我が子の父親、母親として相手を見直し、尊敬できるようになると、また夫婦として別次元の愛情が芽生え、絆を深めることができるのではないかと、思います。


3.「理想的な結婚生活なんてないと悟って、相手に対する期待を捨ててみた」

 結婚するまでは他人だったのですから、お互いの育ちも、生活環境も違います。そんな二人が一緒になったのですから、ライフスタイルや生活習慣、将来設計等々、一緒に長くいると、様々なことで妥協したり、現実と折り合いをつけていく必要があります。

 それが積み重なってくると、「こんなはずじゃなかった」と不満が積もり積もって、離婚したくなる衝動に駆られることがあるかも知れません。

 でもそんな時こそ、自分の結婚観を見直してみることで、「何事も予想通りにいかないことなんて当たり前」と、思い直すことができるのではないかと思います。

 例えば、今まで自分の勝手な夢や理想ばかり結婚生活に投影していたり、相手に押しつけていた、といったことはないでしょうか? 

 毎日100点満点の生活が送れる結婚生活はあり得ないので、そもそもそうした100点満点の生活を目指すべきではないのだろうと、思います。それよりも、60点くらいを合格点とし現実として受け止め、そこからより良くしていく努力をしてみると、今までよりは上手くいくのではないでしょうか。

 つまり、高すぎる期待感や理想は、結婚生活にとっては脅威にもなり得るということです。より地に足の着いた視点で考え直してみて下さい。


4.「長い結婚生活のなかでアップダウンがあるのは当たり前、全てを1度リセットしてやりなおそうと考えた」

 どんなに幸せな結婚をしていても、一緒に生活して行くと、相手に不満やイラだちを覚える時が、きっとあるはずで、いつでも安定して相手を好きでいるのは至難の業です。

 そのことに気づき、人生を共にして行く中で、長い時間一緒にいれば良い時だってあるし、悪い時だってあると思えば、一時的な感情の爆発も抑えられるのではないでしょうか。


 そして離婚を考えるほど大きな問題や試練が訪れた時は、今までのいざこざを全てゼロに戻し、リセットしようというマインドを持つことは、離婚の危機を乗り越える上で、とても大切だと思います。

 長い人生なのですから、急ぐことなく、どっしりと構えていれば、たとえ嫌なことがあっても“リセット”ボタンを押して愛する人との生活を維持していくという考え方を、選択できるようになるのではないかと、思います。

 いかがですか?

 せっかく縁あって結婚したのですから、そう簡単に幸せを手放したり、諦めたくはないと思いませんか?

 時にはケンカしたり、「私たちもうダメなのかも」なんて思うことがあるかも知れませんが、でもそれはどんなカップルにだって訪れる危機なので、そこからどう立ち直っていくか、というところにこそ、ふたりの絆の真価が問われるのだと思います。

 よろしかったらブログランキングのクリック応援をお願いします。

にほんブログ村 ニュースブログ トレンドニュースへ
にほんブログ村
posted by 圭ちゃん at 18:04| Comment(0) | 生活情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする