2017年12月08日

インフルエンザや風邪の予防に「ネバネバ食品」が効くそうです

 インフルエンザが流行期に入ったそうですが、あなたは予防接種を受けましたか?

 主人は去年インフルエンザに罹って大変な目にあったので先月受けましたが、私はまだです。

 このインフルエンザ予防法にはいろいろありますが、実は食べ物のネバネバがインフルエンザの予防に効果があるそうです。

 ということで今日は、ネバネバ食品に秘められた成分と働きについて、ご紹介したいと思います。

◆ネバネバの役割
  ネバネバ食品は、一般的には粘りや糸をひくような物質を含む食品を言いますが、このネバネバ成分によって、植物も、ヒトも体を守っています。

 粘りの正体は、大きく分けて二つあり、一つは多糖類を主体にした粘りのある食物繊維、もう一つタンパク質を主体にしたものです。さらにネバネバ・ヌルヌル食品は、多糖類とタンパク質がくっついたものなどもあり、それこそ様々な種類があります。

◆オクラや長いも、山芋などの植物に含まれるネバネバ物質「ムチン」

 よく耳にする「ムチン」は、食物繊維(多糖類)のガラクタンやマンナンとタンパク質などが結合したネバネバ物質の総称で、身近なところでは、オクラや長いも、山芋などの植物に含まれています。

 こうしたネバネバ成分は、本来は植物が自分の身を守るために持っているもので、種を守ったり、膜を作って水分をキープしたりしています。

 また「ムチン」は、納豆や山芋などの粘りの成分でもあります。そして「ムチン」は、植物だけでなく、人の体内の粘膜にも含まれていて、気管や消化管、目などの表面をカバーして守ってくれています。このおかげで、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくしてくれています。

 なお多糖類は、水溶性食物繊維で、腸内環境を整えることにも役立ちます。免疫細胞が集まっていると腸内環境が整い免疫機能もきちんと働くことで、風邪やインフルエンザの予防の一助にはなるか知れません。

 キノコや海藻等に含まれる多糖類が、免疫機能を高めるといった研究報告はあるそうですが、食べ物として食べた場合にどれだけ食べれば効果があるのかということは、まだまだ明らかにはなっていません。

 さらに近年、長芋に含まれるディオリスコリンAというタンパク質に、抗インフルエンザウイルス活性(型にもよる)があることがわかり、有効成分を抽出した食品の開発なども研究されているそうです。

◆ワカメ、メカブに含まれるヌルヌル物質「フコイダン」

 フコイダンは海藻のネバネバ成分で、これまでにも、フコイダンは免疫力を高める働きや抗血圧作用の他に、ガン細胞が自滅するように誘導する働き「アポトーシス(自然死)」が確認され、ガン治療の分野などで注目されています。

 インフルエンザウイルスの抑制に効果がある成分が含まれていると注目されているのがメカブ フコイダンで、風邪ウイルスの感染を抑制することにもスポットライトが向けらています。

 理研ビタミン株式会社によると、風邪ウイルスに対して、メカブに含まれるフコイダンが有効であるという報告を発表しています。

 ただこうした研究報告は、特定の成分を抽出したものを使い、また動物実験レベルですので、食べ物としてどれだけ食べればよいのかなどは明らかになっているわけではありません。今後の更なる研究の発展に期待したいと思います。

◆インフルエンザや風邪の予防のためには、生活全体を見直し、規則正しい生活を

 インフルエンザや風邪をひかないためには、ウイルスに負けないように抵抗力を高めておくことがポイントです。

 栄養成分は、お互いに助け合って働いています。ネバネバ食品に役立つ栄養成分が含まれているから、あるいは何か特定の食材や健康食品が体によいからといって、それだけをとるような偏った食べ方は禁物です。幅広い食品から、様々な栄養成分をバランス良く摂取できるように、心がけて下さい。

 また食物繊維の他にも、ヨーグルトやキムチなどの乳酸菌を含む食品は、腸内環境を整えることに役立ちます。免疫機能を発揮できような食品も、バランスのよい食事の中にうまく取り入れていくことです。

 そして、冷たいものばかり食べ過ると、体も冷えを感じたり、胃腸も冷えて働きが悪くなるので、できるだけ温かいものを食べるようにしましょう。

 さらに食事だけでなく、十分な睡眠や休養も必要です。またストレスが免疫力を低下させるとも考えられていますので、ストレス発散のための運動やリラクゼーションなどを心がけ、心身を癒して、気力・体力を養うことも必要です。

 いかがですか?

 あなたも、規則正しい生活と栄養補給で、元気にこの冬を乗り越えて下さいね。


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posted by 圭ちゃん at 18:37| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

加齢による物忘れと認知症の違いは、何だと思いますか?

 歳をとってくると、どうしても物忘れがひどくなってきますが、あなたは大丈夫ですか?そして歳をとってくるともう一つ心配なのが、認知症です。今日は、物忘れと認知症の違いについてご紹介したいと思います。

 厚労省によると、介護が必要となった人の主な原因の第1位は認知症だそうです。人間、年を重ねると「あの人の名前は、なんだっけ?」ということが起こりやすくなります。顔は思い浮かぶのに、名前が出てこない状態だ。そんなことが頻繁に起こると、「もしや自分も認知症になっているのか」と不安な気持ちが膨らんできます。

 日本認知症ケア学会理事長などを兼務する和光病院(埼玉県和光市)の今井幸充(ゆきみち)院長は、

「加齢に伴う脳の老化で、人の名前が出てこないということはありがちですが、この症状は認知症とは違います。認知症では、体験したことが思い出せなくなる。エピソード記憶が障害されるのが特徴です」

と、は説明されています。

 たとえば、人の名前が思い出せない時に、「以前、会って話をした人の名前なんだっけ?」と、その人に会った経験を覚えているだろう。それが、加齢に伴う物忘れです。

 一方、認知症の人は、名前どころか、その人に出会ったことさえも忘れてしまいます。もちろん、忙しくてたくさんの人に出会っていると、「以前、この人に会ったことがあったかな?」といったことは、加齢に伴う物忘れでも起こりますが、それでも、「あのときにお会いしましたよね」などと、相手からヒントを得られると、「そうでした。お会いしていますね」と記憶は蘇りやすいものです。でも認知症の人は、ヒントを得ても思い出せないのです。

 今井院長によると、

「認知症の方は、経験の記憶をとどめることができなくなり、思い出が作れなくなります。みなさんは、先週火曜日の昼食のメニューを覚えていますか? 食べたことは覚えているでしょう。認知症の方は、食べたことも忘れてしまう。ちょっとおかしいなと思ったら、早めに医療機関を受診することをお勧めします」

とのことです。

 そして、認知症の進行を止める治療は進歩しているそうで、和光病院で行っている「メモリーワーク」というトレーニングでは、認知機能の改善が期待されているということです。

 なお、認知症以外の病気でも、記憶障害が生じるケースが見られるということです。代表的なのは、脳の中心に髄液(ずいえき)がたまる正常圧水頭症や、頭を強打したのを機に生じた血のかたまりによる慢性硬膜下血腫(けっしゅ)で、認知症のような記憶障害に加え、怒りっぽいなど人格障害も伴うそうです。

 今井院長は、

「認知症以外の病気では、その病気の治療を行うことで、症状は治まります。中高年の方のうつ病でも、仮性認知症といって、認知症のような症状を引き起こします。治る認知症の症状はあるのです。早期診断で原因を突き止めることが、重要といえます」

と、アドバイスされています。

 いずれにしても、おかしいなと思ったら早めにすることが大切だと思います。最後に、「加齢による物忘れと認知症の違い」をまとめておきます。

【加齢による物忘れ】

 ●物忘れを自覚している

 ●体験したことの一部を忘れる

 ●ヒントがあれば思い出す

【認知症による物忘れ】

 ●物忘れの自覚がない

 ●体験したこと自体忘れる

 ●ヒントがあっても思い出せない

 ●判断能力が低下する

 ●日常生活に支障がある


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posted by 圭ちゃん at 16:55| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月03日

魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスクがあるそうです

 あなたは、魚は良く食べますか?実は、魚を食べない人は食べる人より、6倍の認知症リスクがあるそうです。

 と言うことで今日は、認知症予防法について、ご紹介したいと思います。

 認知症の原因の半数以上を占める「アルツハイマー病」では、アミロイドβ(ベータ)タンパクがたまり、脳の神経細胞が変性して死滅していきます。その結果として脳が萎縮し、さまざまな症状を引き起こします。しかし、高齢になったからといって、アミロイドβタンパクが急に増加するわけではないそうです。

 日本認知症ケア学会理事長などを兼務する和光病院の今井幸充(ゆきみち)院長によると、

「アミロイドβタンパクは、中年期以降、誰もが脳内に少なからずたまってきますが、それがアルツハイマー病の原因になることは知られています。さらに最近の研究では、アルツハイマー病を発症する何年も前から、このタンパクが蓄積され、性質が変化すると発症することが分かってきました。早い時期から予防に努めていただきたい」

ということです。そして今井院長によると、日頃の生活を少し見直すだけでも、認知症予防につながるとか。

 その一例として、魚を良く食べるようにすることがあるそうです。疫学調査では、魚を1日1回食べる人のアルツハイマー病の危険度を「1」とするならば、食べない人は6倍に跳ね上がっていたということで、これは、サンマやイワシ、サバ、マグロなど、魚に含まれる不飽和脂肪酸(DHA、EPA)が、アミロイドβタンパクの蓄積を防ぐからだそうです。

 その他には、野菜や適度な飲酒もリスクを下げ、また有酸素運動もリスク改善に役立にます。さらに、こうした食生活の見直しは、生活習慣病の改善にもつながっていきます。

 今井先生は、

「九州大学久山町研究(疫学調査)では、糖尿病が主にアルツハイマー病の危険因子になり、中年期の高血圧は、血管性認知症の危険因子と報告されています。認知症予防では、生活習慣病予防も重要なのです」

と、認知症予防のための生活習慣病予防について、力説されています。

 血管性認知症は、脳卒中による血管障害で脳神経がダメージを受け、認知機能が低下して起こります。九州大学の久山町研究報告を見ると、老年期に高血圧になった人より、中年期に高血圧だった人の方が、血管性認知症のリスクは高かったという結果になっています。そして、血管性認知症は、アルツハイマー病と合併することがあるので、中年期から糖尿病と高血圧を抱えていると、認知症になりやすいと言えるのだそうです。つまり、生活習慣病を放置してはいけないということです。

 また今井先生ほ、

「認知症予防では、食生活の見直しで健康管理をすると同時に、コミュニケーション能力を高めて、脳に刺激を与えることも大切です。社会活動や社会参加をほとんどしていない人たちは、参加している人と比べてアルツハイマー病の危険度は、8倍以上も高いのです。リタイア後の引きこもりは、アルツハイマー病につながりやすいといえます」

と、リタイア後の引きこもりについても、言及されています。男の人は、特に注意が必要かも知れませんね。

 最後に、「生活改善で認知症を予防する5カ条」を、ご紹介しておきます。普段の生活の参考にして下されば、幸いです。

一、野菜や魚などをふんだんに取り入れるなど、食生活の改善を行う

二、週に3回以上、有酸素運動をする

三、十分な睡眠時間を確保する

四、楽しく学習するなど知的な行動習慣を持つ

五、社会活動や社会参加を心掛ける


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posted by 圭ちゃん at 17:40| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする