2017年12月02日

油には、体に「よい油」と「悪い油」があるそうです

 ご存知のとおり油の種類には、バター、ラード、マーガリン、紅花油、コーン油、大豆油、ごま油、サバ、オリーブオイル、アボカドオイル 等々、たくさんありますが、あなたは健康に良い油と悪い油を見極めて使ってますか?

 どれが良い油なのか分からないという方のために、今日は油の使い方のポイントについて、ご紹介したいと思います。


1.摂るのを制限した方が良い油

(1)飽和脂肪酸
 飽和脂肪酸は、主に動物性の脂質に含まれています。ただ例外としては、植物性のココナツ、ココナッツオイルが挙げられます。飽和脂肪酸は、摂取しすぎると脂質異常症になります。

 なお、肥満がなく運動をする人なら、食べ過ぎない程度に楽しんでも大丈夫なようです。

【代表的な食品】
 クリーム、バターなどの乳製品、ラード、霜降り肉、手羽先、ベーコン、ソーセージ、室温で固体である脂すべて(マーガリンとショートニングを除く)、ココナツ、ココナッツオイルなど

(2)トランス脂肪酸
 トランス脂肪酸は、飽和脂肪酸よりも脂質異常症ななる可能性が高くなります。トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを上げて善玉コレステロールを下げます。

 また、日常的にトランス脂肪酸を多く摂り過ぎている場合には、少ない場合と比較して心臓病のリスクを高めることが報告されています。

 さらに、トランス脂肪酸は炎症を引き起こし、様々な疾病を引き起こすと言われています。

【代表的な食品】
 水素添加によって作られたマーガリン、ファットスプレッド、ショートニング、またこれらを使った焼き菓子、ファーストフードの揚げ物、レトルト食品など

(3)オメガ6脂肪酸
 オメガ6脂肪酸は、多価不飽和脂肪酸の一つで、以前は体に良い油と言われていましたが、最近では、心臓病、関節炎、骨粗しょう症、炎症、がん、精神の不安定などとの関連性が示唆されています。全く摂らないように制限する必要はありませんが、現代人の食事では、オメガ6脂肪酸を過剰摂取する傾向にありますので、少し制限するくらいの意識を持つのが良いようです。

 料理の風味をアップするために使用する分には構いませんが、特に理由もなくオメガ6脂肪酸の多い調理油を習慣的に使っている場合は、見直した方が良いかも知れません。

 オメガ6脂肪酸の摂取が多いと、体に良いオメガ3脂肪酸の働きを低下させてしまうので注意して下さい。

【代表的なオメガ6脂肪酸】
 紅花油、コーン油、大豆油、ごま油、一般的なレストランやファーストフード店の油を使った料理など


2.制限したい油の代わりに摂りたい健康に良い油

(1)オメガ3脂肪酸
 中性脂肪を下げ、善玉コレステロールを上げ、炎症や血管の詰まりを改善したり、血圧の健康を改善したりする働きがあります。制限したい油の代わりにこちらを使うのが良いと思います。

【代表的なオメガ3脂肪酸】
 くるみ、あゆ、いわし、さば、こい、うなぎ、さけ、まぐろ、太刀魚、にしん、ぼら、さんま、いくら、チアシード、フラックスシードなど

(2)一価不飽和脂肪酸
 善玉コレステロールを上げて、悪玉コレステロールを下げる作用があります。一般的に、体に良い油、健康に良い油といわれる油で、制限したい油の代わりに使うといいと思います。

【代表的な一価不飽和脂肪酸】
 オリーブオイル、オリーブ、キャノーラオイル、カシュナッツ、ピーナッツ、アボカドなど


 いかがですか?

 私も普段使う油はあまり意識していませんでしたが、これからは少し意識しようかなと思います。


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ラベル: 良い 悪い
posted by 圭ちゃん at 17:18| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月01日

何度も風邪にかかるリスクを減らすことができるかも知れません

 今年は寒くなるのがせいか、風邪を引いている人が多いような気がします。でも、風邪はなぜ、同じシーズンでも何度もかかることがあるのでしょうか? 正しい風邪の対策法を知っておけば、何度も風邪にかかるリスクを減らすことができるかも知れません。

 ということで今日は、正しい風邪の対策法についてご紹介したいと思います。


1.知っているようで知らない「風邪」の正体

 「風邪」という病名、どうしてつけられたか知ってますか?実は、昔は「風の邪気によって起こる病気」と考えられて、つけられたそうです。医学的には、空気の通り道である気道の感染症を指し、主に上気道と呼ばれる鼻、口、のどにウイルスなどが感染し、炎症を起こす「急性上気道炎」のことを言います。

 風邪を起こすウイルスは非常に数が多く、代表的なものを挙げても、ライノウイルス、RSウイルス、コロナウイルス、パラインフルエンザウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、エンテロウイルスなど様々。ウイルスではなく細菌が原因で上気道炎が起きることがあり、その場合も「風邪」と診断されるそうです。

 ただ風邪と診断されても、その後原因となるウイルスや細菌と特定された場合は、より正確な感染症の名前で診断されます。例えば、いわゆる風邪症状でも、インフルエンザウイルスが原因ならインフルエンザ、アデノウイルスが原因ならアデノウイルス感染症、溶連菌が原因なら溶連菌感染症といった具合です。

 そういった意味では、風邪とは主にウイルスで起こる上気道炎のことで、そのウイルスを特定することが困難な場合に風邪と呼ばれる、とも言えます。また風邪は、主にその症状によって診断されます。


2.風邪の症状

 風邪の症状としては、ご存知のように

・発熱
・咳
・鼻水、鼻づまり
・のどの痛み

などがあります。

 これらのうち、いずれかの症状を満たすと、まずは、風邪、感冒と診断されます。なお、風邪をこじらせると、急性気管支炎や急性肺炎になることもあります。これには、ウイルスが下気道まで炎症を起こしてしまった場合と、ウイルスによって免疫や気道の防御機能が低下したために細菌感染を起こしてしまった場合があります。肺炎の場合、重症化すると、酸素を十分に取り込めない呼吸困難を起こすこともありますので、肺炎予防は非常に大切だと言えます。


3.風邪の原因

 一般の病気の中には、一度罹ると抗体ができて二度と罹らない病気もありますが、風邪は何度もかかります。これはなぜでしょうか?

 風邪の原因となるウイルスや細菌の多さは前述したとおりですが、中でも年齢を問わずに風邪の原因となる代表的なウイルスは「ライノウイルス」です。ただ、一言でライノウイルスといっても、実に100種類以上のタイプがあります。そのため、一度かかっても抗体が働きにくいようです。

 これに対してRSウイルスの場合は主に2種類のみですが、一度かかっても気道の免疫が働きにくいと言われています。年齢を重ねると症状は軽症化するようですが、何度も感染してしまいます。アデノウイルスの場合は、一度かかると抗体による防御がある程度は働きます。人に感染するコロナウイルスは6種類。パラインフルエンザウイルスは4種類で、何度でも人に感染します。

 つまり、風邪の原因となるウイルスは、まずその種類が非常に多いのです。そして免疫がつきにくく、何度でも繰り返しかかる性質のものが多いので、一度かかっても何度も繰り返しかかってしまうことになるのだそうです。

 さらに、風邪対策や治療の難しいところは、多くのものにワクチンも特効薬もない点です。風邪と診断された場合、基本的に抗菌薬は直接の効果はありません。

 ただし、溶連菌、マイコプラズマが原因である急性上気道炎も、風邪と診断される可能性があります。もし溶連菌、マイコプラズマと診断された場合は、抗菌薬には効果があります。

 いずれにしても何度も風邪症状に悩まされるのは避けたいものです。では、免疫のつけようがない風邪に対して、どのように対策をするのがよいのでしょうか?


4.効果的な風邪予防法・対策法

 何よりも上気道へのウイルス感染を防ぐことにつきますが、言うは易く、行うは難しです。しかしやはり基本は大切で、要はウイルスが体内に侵入するのを防ぐことが大切なので、水際対策として、手洗いとマスクが重要です。

 ウイルスが体内に侵入したら、まずはウイルス量を減らす意味で、うがいも1つの方法ですし、自分の自然免疫を維持しておくことで初期にウイルスの増殖を抑え、発症を抑えたり、軽症で済むようにすることもできます。

 自然免疫を維持するには、これもまた基本的なことですが、規則正しい生活、十分な睡眠で体調を維持し、ストレスを減らすこと。これらによって自律神経を整えることができ、自然免疫を維持することができます。

 もし風邪の症状がひどくなってしまった場合は、その症状に応じた対症療法を行うことで、風邪の諸症状のつらさを軽くすることができます。咳がひどい場合は咳を減らす鎮咳薬、痰を出しやすくする去痰薬、鼻水を抑える抗ヒスタミン薬、発熱があれば解熱薬などの薬を飲むことです。これらの成分は、主に市販の感冒薬にも含まれています。

 また、免疫が低下してしまう環境というものもあります。例えばですが、気温が下がると、体温が下がったり、ウイルスの感染する期間が長くなったりします。湿度が下がると気道の防御が低下し、また、咳やツバの飛散する距離が広がることなどあります。そのため、自分のいる居住環境を整えることも、風邪予防のためには有効といえます。

 身近な病とはいえ、風邪は万病のもとでもあります。風邪がなかなか治らない、特に2週間以上、咳、鼻水、鼻づまりが続くような場合は、ぜひ医療機関を受診するようにして下さい。

 実は昨年の夏、主人が夏風邪から肺炎になり、1週間しました。あなたも、風邪と軽く考えないで用心して下さいね。


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posted by 圭ちゃん at 18:37| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月30日

筋トレが、がんによる死亡リスクを下げる可能性があるそうです

 健康のためのエクササイズといえば、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動が注目されがちですが、同様に、腕立て伏せやスクワットなどの筋力トレーニングも健康維持にとっては重要です。また、中年の運動不足が脳の萎縮を促すという効果もあるそうです。

 世界保健機関(WHO)では、18歳から64歳までの成人を対象とする運動ガイドラインとして、1週間あたり150分以上の有酸素運動とともに、週二回以上、筋力トレーニングを行うことを推奨していますが、実は「筋トレは、がんによる死亡リスクを31%下げる」との研究結果が発表されたそうです。一体どういう内容なのか、今日はこの研究結果について、ご紹介したいと思います。

1.筋力トレーニングでがんによる死亡リスクが低下

 豪シドニー大学の研究プロジェクトは、2017年11月1日、疫病専門誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・エピデミオロジー」において、「筋力トレーニングをしている人は、そうでない人に比べて、全死因における死亡リスクが23%低く、なかでも、がんによる死亡リスクは31%低かった」との研究結果を発表したそうです。

 この研究プロジェクトでは、イングランド健康調査(HSE)およびスコットランド健康調査(SHS)の1994年から2008年までのデータを用いて、30歳以上の成人80,306名を対象に、筋力トレーニングと全死因における死亡、がんによる死亡との関連性について分析しています。

 その結果、週二回以上、筋力トレーニングを行っている人は、全死因における死亡リスクが23%低く、がんによる死亡リスクも31%低いことが明らかになったということです。また、この分析によると、専用マシンを使わない筋力トレーニングも、ジムなどで行われる筋力トレーニングと同等の効果があると認められたそうです。

 また、同様の結果は、米国ペンシルバニア州立大学の研究結果でも示されていて、この研究では「65歳以上の高齢者のうち、筋力トレーニングを行っている人は、そうでない人よりも、全死因における死亡リスクが31.6%低い」という結果が出たということです。

2.筋力トレーニングはジムでしかできない?

 筋力トレーニングががんによる死亡リスクを低下させる可能性があるとしても、それがジムでしかできないものなら、忙しい現代人が実行するのはなかなか難しいことです。

 でも、筋力トレーニングはわざわざジムに行かなくても、家庭で行うことができます。それは腹筋や腕立て伏せ、ランジなどのエクササイズで、ジムと同等の健康効果が期待できるそうです。

 そしてその運動強度としては、アメリカスポーツ医学会(ACSM)のガイドラインで、筋力トレーニングの各メニューにつき、8回から15回繰り返したものを1セットとし、セットごとに2分から3分の休憩を入れながら、2セットから4セット行うよう推奨しています。


 いかがですか?

 筋力トレーニングとがんによる死亡リスクとの因果関係については、完全に解明されているわけではなさそうですが、筋力トレーニングを行うことで少しでも下がる可能性があるのなら、時間を見つけて、無理のないペースで、筋力トレーニングを習慣づけてみても良いかも知れませんね。


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posted by 圭ちゃん at 18:24| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする