2017年11月29日

「二日酔い」に効果的な食べ物と飲み物は何だと思いますか?

 会社勤めの方は、12月に入ると忘年会やクリスマス会などと、飲む機会が増えるのではないでしょうか?

 ついつい気持ち良くなって飲み過ぎたりした時に辛いのが、二日酔いです。

 今日は、その二日酔いに効果的な食べ物と飲み物について、ご紹介したいと思います。

1.二日酔いの原因

 二日酔いの代表的な症状といえば、吐き気や胸焼け、頭痛、だるさなどですが、二日酔いになった体には、どんな変化が起きているのでしょうか。

 私たちがお酒を飲むと、有害物質のアセトアルデヒドが生成されます。これを解毒するのが肝臓ですが、肝機能でカバーできる以上の量を飲むと分解しきれず、蓄積されたままのアセトアルデヒドによって二日酔いの症状が出ます。

 肝機能がダウンすると血糖値が下がり、頭痛などを引き起こす原因になります。またアルコールの利尿作用で体内の水分量が減少して脱水状態になったり、胃腸の粘液が減って消化機能が低下したりするなど、さまざまな要因が組み合わさって症状が現れます。

 ですから、二日酔いの症状を早く和らげるには、アルコールやアセトアルデヒドの解毒に必要な栄養素を効率良く摂取できる食べ物や飲み物を摂る必要があります。

2.二日酔いに効果的な栄養素が豊富な食べ物

 二日酔いに効果的な栄養素が豊富な食べ物は、以下の通りです。

【シジミのみそ汁】

 二日酔いに効く食べ物として最もよく知られているのが「シジミのみそ汁」です。アセトアルデヒドは体内の葉酸を壊してしまうため、よくお酒を飲む人は葉酸が欠乏しがちですが、シジミは葉酸が含まれるほか、アミノ酸やビタミンB12には、アセトアルデヒドの分解を早める効果があります。また、シジミにはオルニチンが豊富に含まれており、肝機能を高めてくれますし、みそに含まれているコリンは、肝脂肪を予防したり、二日酔いを早く覚ましたりする効果のあるレシチンを作る原料となります。シジミを買いに行けない場合、まずはみそ汁だけ飲んでも効果があります。

【柿】

 柿には、飲酒で不足しがちなビタミンAやビタミンC、カリウムなどの栄養が多く含まれています。柿の渋みはタンニンという成分で、アルコールの分解を早める力があるほか、頭痛を和らげたり、利尿を促したりする効果もあります。お酒を飲む前でも後でも構いませんが、食べやすい大きさに切ってサラダに入れたり、薄く切ってわさび醤油で食べたりと、お酒のアテにすると、二日酔い予防に効果があります。

【梅干し】

 梅干しには、肝機能を活性化させる効果のあるピクリン酸が含まれています。また、吐き気などの症状を和らげるのにも効果的で、梅干し1個を湯飲みに入れて、お湯を注ぎ、梅干しを箸で崩しながら「梅干し湯」にして飲むと、塩分が緩和されて飲みやすくなります。

【卵】

 卵黄に含まれるシステインという成分が、アセトアルデヒドの分解を促進する効果を持っています。高タンパクの卵白は肝機能を高めるため、全卵を食べるのがおすすめです。

【大根おろし】

 消化酵素が豊富に含まれている大根は、二日酔いによる胃の不調を原因とするむかつきや吐き気の改善に効果あり。飲酒時、大根のサラダなどをおつまみとして食べることで、アルコールを分解する際の肝臓の働きを助け、肝臓の負担を軽減する効果があります。二日酔いの朝、大根おろしやその搾り汁などを取ることで肝機能の回復が促されます。


3.二日酔いの時にオススメの飲み物
 二日酔いの時にオススメの飲み物は以下の通りです。

【経口補水液】

 1リットルのビールを飲むと1.1リットルの水分が出ていくと言われるほど。アルコールによる利尿作用や、アルコールの分解に水が必要なため、飲み過ぎた夜や翌朝は、喉が渇いて感じを受ける人も多いと思います。ナトリウムやカリウムなど電解質も同時に失われているため、水分と電解質が素早く吸収される経口補水液がおすすめです。

【トマトジュース】

 トマトジュースと組み合わせるお酒もあるように、トマトには二日酔いを緩和する効果があることが知られています。血中アルコール濃度を低下させたり、アルコールの代謝に関わる酵素の働きをアップさせてくれたりする、などの効果もあります。

【ココナッツウォーター】

 最近、見かけるようになったココナッツウオーターには、カリウムやナトリウムなどのミネラルが大量に含まれています。浸透圧も人間の体液とほぼ同じであることから「天然のスポーツドリンク」「飲む点滴」とも呼ばれるほどです。体内でのアルコールの分解を助け、二日酔い対策に有効です。

4.飲みすぎた時に控えた方がよい食べ物

 最後に、飲みすぎた時に控えた方がよい食べ物ですが、お酒を飲みすぎた時は、胃腸は大きなダメージを受けている状態です。ですから、脂っこいものや味の濃いもの、刺激の強いものなどは胃に大きな負担をかけるため、ダメージがさらに悪化する可能性大です。シメのラーメンなどは要注意ですね。

 いかがですか?

 二日酔いはやはり辛いものです。自分の適量を知って、二日酔いにならないよう、アルコールをセーブするのが賢いかも知れませんね。


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posted by 圭ちゃん at 18:38| Comment(0) | お役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月28日

おでんの大根はほぼ栄養がないそうです。では、栄養を損なわない冬野菜の食べ方は、どんな食べ方だと思いますか?

 現代は、「飽食の時代」と言われています。確かに、かつては痩せ体型の多かった日本人も肥満に悩む人が増えています。そんな状況なのに「実は、栄養失調の人が多い」と言ったら、信じてもらえないかも知れません。

 しかし現実には、一見そうとはわからない「隠れ栄養失調」の人が増えているそうです。「きちんと食事を摂っているのに、なかなか疲れが取れない」「なんとなく体の調子が悪い」という人は、隠れ栄養失調の疑いがあるそうですよ。

 ではなぜ、そんなことが起きているのでしょうか? その原因としてはまず、栄養の宝庫である野菜の摂取量が、昔より激減していることがあります。

 現在、日本人の7割が野菜不足だといわれています。忙しい毎日で外食したりコンビニ食に頼りすぎると、どうしても野菜が不足しがちです。

 さらに、野菜自体の栄養素が昔より減ってしまっているそうです。たとえば、一般に販売されているほうれん草に含まれるビタミンCの量は、50年前と比べるとほぼ3分の1、鉄分は6分の1に低下しています。これは、大量生産によって土壌に含まれる養分が減ってしまったことが影響していると考えられています。

 そして実は、「食べ方(調理法)」にも原因があるそうで、特に野菜は、食べ方や調理方法、保存方法によって、なんと9割以上も栄養をロスしてしまう場合があるそうです。

 ですから、野菜不足の上、野菜自体の栄養価が下がっている今だからこそ、効率よく野菜を食べることが大切です。

 ということで今日は、栄養を損なわない冬野菜の食べ方について、ご紹介したいと思います。

1.大根

 大根には消化を助けてくれる酵素・ジアスターゼ、脂質を分解する酵素・リパーゼなどが含まれています。これら酵素は加熱にとても弱く、50〜70℃でその働きが失われてしまいます。

 また、重要な栄養素であるビタミンCは水溶性なので、煮込んでいる間に煮汁に溶け出てしまいます。したがって、大根おろしやサラダにして生で食べるのがベストで、そしてその場合も、「皮ごと」が大事だそうです。というのも、ビタミンCは皮の近くに多く含まれているからです。

 なお、できれば葉っぱのついたままの大根がおすすめです。実は、根よりも葉のほうが断然、栄養価が高く、ビタミンCはほうれん草の5倍、カルシウムは5・3倍もあるからです。

 葉付きの大根を買ったらすぐに根と葉を切り分け、葉はサッとゆでて冷凍保存します。葉は脂溶性のビタミンA(β-カロテン)を含んでいるので、刻んで炒いため物などに入れると、美味しくいただけます。

 まとめると、大根は「加熱しない」、「皮ごとおろす」、「葉っぱも捨てない」が、ポイントと言えます。

 ということは、味のしみたおでんの大根は美味しいですが、栄養はほとんどないのですね。

2.白菜

 白菜の外側の葉にはビタミンC、中心部分にはカリウムなどのミネラル類、根元部分には疲労回復効果のあるGギ ャバABAが含まれています。 

 まず、白菜は「中心部分から食べる」ことが重要だそうです。これは、中心部は「生長点」で、収穫されてからも生長しようとして外側の葉から養分をどんどん取り込もうとするため、外側から食べていると、栄養もうまみも抜けた部分から食べることになり、その間にもっとも栄養価の高い中心部を腐らせてしまうことにもなりかねないからです。

 加えて、白菜のうまみのもとであるグルタミン酸は中心部に集まっているので(外側の葉の14倍だそうです!)、栄養とおいしさを無駄にしないためにもぜひ、中心部から食べてください。

 なお、「塩もみ」をすると酵素がよく働き、それを1時間ほど置くとコクやうまみのもとであるアラニンやGABAがグンとアップします(GABAは普通に食べたときの6倍になるそうです!)。

 まとめると、白菜は「まずは芯をくり抜き」、「中心部から食べる」、「“塩もみ”すればさらにgood」と言ったところでしょうか。

3.長ネギ

 長ネギは、生のまま刻んで薬味として食べることも多いと思いますが、オススメの調理法は「焼き」です。ネギには抗酸化力があるのですが、加熱することでそれが2・5倍にアップします。網焼きでもフライパンに少量の油を入れて焼いてもOKで、いずれもじっくりと焼くことで、甘く、とろりとジューシーになります。

 長ネギのおもしろい点は、緑黄色野菜(緑の部分)でもあり淡色野菜(白い部分)でもあることです。緑の部分にはβ-カロテンやカルシウム、白い部分には血液をさらさらにし、高い殺菌作用を持つアリシン、インフルエンザ予防に効果が期待できるフルクタンが含まれています。

 緑の部分は水分が多いので傷みやすく、白い部分は乾燥してしなびやすいので、保存する場合には緑の部分と白い部分を切り分けて、緑の部分は刻んで、白い部分は新聞紙にくるんで保存します。冬場は常温でもいいですが、気温が高いときは冷蔵庫の野菜室がベストです。

 まとめると、長ネギは「“焼き”がいちばん美味しい」、「緑の部分も捨てちゃダメ」、「保存は白い部分と緑の部分を別々に」と言ったところです。

4.キャベツ

 キャベツには、胃の調子を整え胃潰瘍などを予防する働きを持ち「天然の胃腸薬」ともいわれるビタミンUをたくさん含んでいます。また、ビタミンCの量も豊富です。ビタミンCは、外側の緑色の濃い葉の部分にもっとも多く含まれますが、芯の周辺にも含まれます。他にカルシウムやアミノ酸の含有量も多く、かなり優秀な野菜です。

 キャベツは生のまま食べると繊維質を消化しにくく、カサが高いためたくさん食べられません。そこでオススメなのはスープです。ビタミンCなど水溶性の栄養素がスープに溶け込むので、スープごといただけばその9割を摂ることが可能で、硬い芯も刻んで煮込めば食べやすくなります。

 なお、カルシウムの吸収を助けるビタミンKも含有しています。ビタミンKは脂溶性なので、ベーコンと一緒に軽く炒めてからスープにしたり、スープに少量のオイルをたらすと効率よく摂取できます。

 まとめると、キャベツは「芯はくり抜いて、捨てずに使う」、「イチオシはスープ」、「油との相性、ばっちり」と言ったところです。

5.きのこ類

 実は、出荷時のしいたけには、カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、それほど多く含まれていません。しいたけの「エルゴステロール」という成分が紫外線を浴びることでビタミンDに変化するからです。調理前に30分〜1時間程度、天日干しをすればビタミンDの量は10倍に、食物繊維やビタミンB1も10倍になります。

 その他のきのこ類にも、代謝アップ&美容効果やダイエット効果のある成分が含まれています。

 保存は冷凍庫がベストです。これは、冷凍すると、きのこの細胞壁が壊れてRNA分解酵素という酵素が生まれ、うまみのもとであるグアニル酸やアスパラギン酸が3〜4・5倍になるからです。

 ただし、解凍するとうまみや水溶性ビタミンが流れ出てしまうので、調理する際は必ず凍ったまま使って下さい。

 まとめると、きのこ類は「調理前に日干しする」、「冷凍庫に入れて保存」、「使うときは冷凍のまま」がポイントですね。

 いかがですか?

 野菜の少ない時期なので、上手に野菜を摂って、この冬を乗り切って下さいね。


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posted by 圭ちゃん at 18:27| Comment(0) | 食品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

エナジードリンクで風邪薬を服用するのはやめたほうがいいそうです

 季節の変わり目は、朝晩の寒暖差によって体調を崩しやすくなり、風邪を引きやすくなります。風邪を引いたら早く治そうと風邪薬を飲むことが多いと思いますが、ここでダメなのが栄養ドリンクやエナジードリンクと風邪薬の併用です。

 なぜ栄養ドリンクやエナジードリンクと風邪薬の併用がダメなのか、今日はその理由をご紹介したいと思います。

1.栄養ドリンクやエナジードリンクと風邪薬の併用はなぜダメなの?
 ほとんどの栄養ドリンクやエナジードリンクには、多量のカフェインが入っていることがあります。風邪をひいた際に服用する、総合感冒薬にもカフェインが入っているものが多く、併用することで摂り過ぎとなり、場合によっては動悸や息切れなどをまねくことがあります。

ボーっとした頭をシャキっとさせるために、わざわざカフェイン量の多いドリンクを選んでいた人は、かえってカラダに負担をかけることになりかねません。

2.カフェインの一日上限量は定められていない?
 そこで念のために知っておきたいカフェインの一日上限摂取量ですが、意外にも現在の厚生労働省では、これといった基準を定めていません(※)。
 しかしここ最近、東京福祉大学にて問題ない摂取量として成人1 日300 mg(5 mg/kg)以内とする調査結果が発表されました。
(※2016年9月現在、参考資料/東京福祉大学・大学院紀要 第6巻 第2号:栗原久教授)

3.薬剤師に一緒に飲むのをすすめられるけど??
 そもそも薬は、基本的に水やぬるい白湯で飲むことを前提に治験結果を出しています。
 ですから、最大限にその効果効能を発揮させるなら、自己判断で何かと一緒に飲むというのは避けるのが正解です。
 薬局や薬店で薬剤師や専門家に、薬と一緒に栄養ドリンクをすすめられることもありますが、その場合は、カフェインや入っていないものや他の配合成分との相乗効果など、確かな知識の上で販売されているものと思われます。
 肉体疲労時の栄養補給を目的としたドリンクは、滋養強壮・血行促進・内蔵機能の向上など、体力が低下している時にはもってこいですが、しかし自己判断による風邪薬との併用には、注意が必要です。

 いかがですか?

 どうしてもドリンクを飲みたいのなら、薬局でカフェインなしの製品を選んで貰うのが、良さそうですね。


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posted by 圭ちゃん at 18:43| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする